こんにちは、コンパイダーです。今回は、
いつもと少しカラーの違う「スマホ依存からの脱却について」の記事です。
コレを読んでいるあなたは、1日にどれくらいスマホをいじるだろうか?
1時間?2時間?3時間以上??
ニールセン社の調査によると、大体平均が3時間ほどらしい。
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1176796.html
だから、2~3時間くらいであれば、まあ普通なのだろう。
僕は・・・
1日平均6時間強だ。
狂ってる。
休みの日なんて、夜を徹して10時間使うこともある。
狂ってる・・。
そう、告白すると僕は立派なスマホ中毒者なのだ。
この記事は、「重度のスマホ中毒者が、1週間スマホ断ちをするとどうなるか」
という実体験をもって、
スマホ断ちのメリットを洗い出して共有する記事である。
目次
スマホ断ちを考えたきっかけ
そもそも、僕がスマホ断ちを考えたのはなぜか。
それは、今の自分のスマホ漬けの生活に違和感を感じていたから・・
・・ではない。
まあ、それも潜在的な危機感としてあると言えばあるけど、
きっかけは、ある人物の発言(というか生き様)にある。
ホスト界の帝王ローランド様である。
これは見習いたい(´д⊂)‥
— midoka (@midosohappy) August 7, 2019
割と平成最初辺りの時代が好きだったよ
お手紙、文通とか…ね📮💕#ローランド #スマホ #見習いたい #ホスト #名言 pic.twitter.com/Cfwke1X7km
ローランド様は、自宅ではスマホを箱の中にぶち込んで、
ついつい手を伸ばすことがないように管理しているという。
その生活スタイル、思想についてふと発した言葉・・・
「スマホは人生の時間をジャンクフードのように変える」
コレが本当にその通りだなと感じた。
ついつい仕事や調べもののついでにニュースを追い回し、
YouTubeやらTwitterにも手を伸ばし、
気付けばポチポチポチポチとあの画面の中で情報を探す。
そんなんでいいのかと。
ていうかお前、人のコトばっかり眺めているけど、
行動しなくていいんだっけ?偉くなったねー、この先も安泰だね!と。
そう自分自身にハッキリと思ってしまった。
ブログやその他仕事関連での使用が含まれているとはいえ、
「繋がりたい欲」「何か起こるかもの精神」を多分に含みながら
スマホの画面を眺めるのは、あまりにチープな時間の使い方のように感じた。
若干この中毒症状には危機感を持ちつつも逃避していた僕にとって、
ローランド様の「ジャンクフード」という表現は、ドストライク。
僕はブログを書き始めてから、人生にいい影響が出たと
思っているし、時間の使い方もうまくなったと思う。
それでも、やっぱり沢山の「時間のぜい肉」があることを
1日のスマホ使用時間を見て気付かされた。
ありがとうローランド様。ちょっと僕、スマホやめてみる!
軽々しく影響される僕も僕で、そもそもの人間性チープ説は否めないが、
しゃーない。
やらずに脳をなまけさせる人生よりははるかにマシである。
ローランドの「10センチくらいの画面見て死んでいくの嫌だな」「携帯は人生をジャンクフードのように変える」みたいな発言聞いてドキッとしたの僕だけ?
— しいらけい/脱『一流企業勤務』 (@shirakeei) August 9, 2019
2週間はきついけど、まず1週間「スマホ可能な限り封印」生活をして検証してみようかね。
どれくらい生活の質が上がるのか。
はたまた発狂か。
スマホ断ちのルール
そんなわけで、この記事を書いている2019年8月10日現在から、
まずは1週間スマホ断ちをして、生活がどう変わるかを検証していきたいと思う。
その際の方法としては、まず下記とする。
- 携帯は家では封印。出先でも基本電源を切るか、もっていかない
- 仕事の連絡だけは別手段(サブスマホ)を確保
- ただ、プライベートの連絡ガン無視はできないので、
1日30分までの使用目安を設ける - PCはブログ更新で使うので変わらず使用。でも
SNSは記事の引用目的以外では追わない。
つまり「半デジタルデトックス」というワケだ。
やっていく中で随時変えていくかもしれないが、
6時間強つかっていたものが30分になるのは非常に大きいだろう。
新しい世界が見えるのか、発狂するのか。
ワクワクする限りである。
やってみてどうだったか?
このタイミングで記事に来て頂いた方はすみません。
この記事を書いている2019年8月11日現在は、。
まだ実験中。実験をやり終えた2019年8月17日以降に追記予定です
なんとか1週間やり終えたので、以下にどうだったか?を書いておく。
思考している時間が増える
【スマホ断ち7日目】
— しいらけい/脱『一流企業勤務』 (@shirakeei) August 16, 2019
とりあえず、今日で終わり。
たった1週間なのに、長かった…。
この1週間で、スマホいじる時間捨ててやった事。
・ブログ3記事更新
・本3冊読了
・統計学の勉強
・ランチ開拓
・筋トレ
何より家内との対話時間の増加。
この感覚、忘れないようにしたい。#遠距離iPhone pic.twitter.com/IYNrgSlkTc
まず、ポジティブな結論から。
「ジャンクフード」みたいだった時間は、少しヘルシーになる。
ダラダラ浪費していた時間が、少し有意義になる。
1日当たり3~6時間は浮くわけで。
ダラダラスマホを見ている時間が消えて、
ブログを書いたり本を読んだりする時間が増える。
「スキマ時間が増えた」⇒「とりあえずスマホ見るか」が出来なくなる分、
「この時間で積んでた本を読むか」などと行動が変わる。
コレを読んでいる方の中毒具合にもよるけど、
スマホ断ちした浮き時間で1週間で3冊+αは普通に読めるね。
するとどうなるか?
何かを考えている時間が増える。
こんなスパイラルが生じるんだ。
まず、本を読んで、メモったりしていくと、
他に知りたいこと勉強したいことがドンドン出てくる。
普段であれば、そうした「コレも知りたい」が、「とりあえずスマホ」で
埋もれがちになるのだけど、スマホという選択肢が無いと
「知りたい」をその場で解決しにいくようになる。
普段読まないけど、統計学の本とか読んでたからね、僕。
「これ知りたい」「これってどんなんだろう?」と更にインプットを進めると、
新しい情報と情報がつながって、自分の中で「何かを考えている時間」が多くなる。
インプット量が増えるのは想定済みだったけど、
ここまで考える時間が増えると思わなかった。
対面の時間を大切にするようになる
これは、いかに日頃スマホ片手に「ながらコミュニケーション」を
していたかを痛感したね・・。
例えばせっかく妻と外出しているのに、お互いなんとなく無言で
スマホでいじってたり。あるあるだね。
この時間を消して意識的に会話を増やしてみて、
「あー、コレがあるべき姿だよな」なんて思った。
画面の中ではなく、周囲の景色、人、あるいはこれからのこと。
他愛ないことであったとしても、対話をいつの間にか
テキトーにしがちだった自分に気付く。
んんーー、、我ながらエモい。
エモいが、無意識に大切な人とじっくり話す機会を減らし、
その時間をスマホに集中させるなどジャンクの極み。
その悲しさに気付き、対話を大事にするようにはなった。
睡眠の質が上がる
寝る前にスマホ見ていたころは、「眠いのに何故だが寝付けない」
みたいな状態になることはよくあった。
これ、科学的に見ても当たり前の話で、仕組みとしては下記。
ブルーライトの刺激は、さらにメラトニンというホルモンが作られる松果体に伝えられます。昼間、ブルーライトを浴びるとメラトニンの分泌が抑えられて活動が高まりますが、夜に浴びるとブルーライトを含む明るい光を昼と判断し、体内時計に作用して睡眠を促すメラトニンの分泌が抑制されて眠れなくなると考えられています。
healthcare.omron.co.jp/resource/column/topics/152.html
スマホの代わりに本を読んで、ほどよい疲労感とともに
寝落ちをするとどうなるか・・。
翌朝、めっちゃ気持ちいい。
睡眠は人生の質の30%程を左右するからねー。
コレを実感してからは、スマホ+快適睡眠ツールのコンボで
さらに良質な眠りを追求してしまった。
当たり前のコトながら、みんなあんまりやらないけど、
寝る前の習慣を変えたら生活が変わることも確信。
スマホ断ちするしないに関わらず、寝る前にスマホいじり倒す人は
一回試して見てはいかが?
朝の人生変わるよ。
リアルタイムで繋がれないのはツラい
【1週間プチスマホ断ちしてみて】
— しいらけい/脱『一流企業勤務』 (@shirakeei) August 16, 2019
各コンテンツの中毒性が分かった。
他人のブログ:見なくて問題ない
YouTube:全く問題ない
Instagram:全く問題ない
Facebook:誘惑がきつい
Twitter:見ないと死ぬよおお
リアルタイム性とインタラクティブさを手軽に感じられるモノほど、我慢がキツかった。
「ここがツラかったよ」的な話もしておくと、
強力なつながりたい誘惑もあった。
たとえばYouTubeやインスタなど、比較的一方的に眺めて
楽しむコンテンツであれば、中毒性は少ないことが判明。
ここらへんは「今後見なくても問題ない」と判断したので、
ソッコーでアプリ削除したし、これからも見ないようにしようと思う。
だが、Twitterを無視するのは大変だった。
「有益なツイート見逃してないかなぁ」なんて思ったりするし、
リアルタイムでレスポンスできないのもツラい。
実際、スマホ断ちしている期間は、TL見る時間とともに
他人の「引用ツイート」が激減したし。
「リアルタイム性」と「インタラクティブさ」がお手軽に楽しめる
ツールほど、中毒性が高いことを実感した・・。
人は、常にコンテンツの中に出入りして、繋がっていたいものなんだなと。
リアルとは別の、「もう一つの世界」をシャットダウンして気付いたが、
単純な「Twitterオモシロいのに見れない!」という娯楽への欲求よりも
もっと根深いものがそこにあるなと。
とくに朝起きた後と寝る前、そして仕事から帰った後は
繋がりたい欲求がはげしく、つい何分か見てしまったりもした。
ちなみに、その際の対抗策として、「いや、スマホも見たいけどアレの続きもやりたい」的な、
別の楽しみを見出しておくとリカバリーできることがわかった。
この記事の最後に、「スマホの誘惑を断ち切るコンテンツ」も紹介しているので、
そちらを是非参考にしてほしい!
移動や待ち時間がツラい
ほかにもツラい系で挙げておくと、移動時間や
外で待っている時間が苦痛だった。
仕事中は勿論、家にいる時はほかのコトに時間を充てられるんだけど・・。
駅のホームとかちょっとした待ち時間とかね。
イチイチ本を持ち運ぶのも面倒だなぁと。
結果的に、周囲を眺めたりして「何もしない」をして過ごすんだけど、
これが逆に非効率だった。
ムダ時間を生み出しちゃってるじゃん!って
プライベートの連絡が塩対応に
業務関連の連絡手段は別で持っているので問題なかったが、
やはりプライベートな飲みの誘いなどのレスポンスは異様に鈍る。
これはある種仕方がないんだけど、一日に数回、時間を決めて
チェックすることでナントカなる(と思いこんでる。レス遅れた皆さんごめんなさい)。
これからどうするの?
プチスマホ断ちを終えて、いかに「日頃クソみたいな時間を過ごしていたか」は痛感した。
この感覚を味わえただけでも、やって意味があったと思う。
そして、一過性の実験で終わることの無いように、
これからも部分的にスマホ断ちは続けていきたい。
部分的に、と書いたのは、少なからずオンライン上にも有意義な情報はあるわけで、
それを頑なにシャットアウトするのも非効率だから。
意図をもって使えば、色々な学びがあるし。
- 待ち時間など、「タイミング」を絞って使う
- インプット対象が明確にある、など「目的」を絞って使う
- 上限○○時間、など「使用時間」を絞って使う
そんな形で、うまく折り合いをつけていけば、
今までの「ダラダラ」は軽減されるに違いない。
この経験を活かして毎日の時間質をあげていこうと思う。
スマホ断ちの成功率を上げるには
さきほども書いた通り、他の楽しみを見つけるのが一番。
他の誘惑が頭をよぎれば、「とりあえずスマホ」はシャットダウンできる。
本を読むのもモチロンいいし、そのほかに実践した方法を幾つか書いておく。
ハマれる映画やドラマを見つける
少しライトに楽しめるものだと映画やドラマなどがオススメだ。
病みつきになる作品系は別途記事としてまとめているが、
スマホ以外の楽しみ方を探している人にぜひオススメの作品を
知って欲しいのでこの場で紹介しておく。
▼アトラクションのようにハラハラする映画はこちら
▼続きが気になって眠れなくなるドラマはこちら
▼笑える映画が好きな方はこちら
アナログなゲームに興じる
あと、意外なところでいくと、ボードゲームやカードゲーム系の
アナログな遊びも意外に熱中できたりする。
既婚者の方などは、例えば家族とカードゲームでもしてみては?
「進化した大富豪」なんかはドはまりするので、超オススメ。
ベースはトランプの「大富豪」なんだけど、
各種ローカルルールを盛り込みながらカードゲーム化したもので、
かなり時間を忘れられる。
とりあえず外に出てみる
電源切って外に出ると、スマホをいじらずに済むかも。
オススメなのは自転車で、気軽に乗れる上にスマホが気にならない。
漕いでるといじれないし。
自転車なんて持ってない・・・という人もいると思うが、
今だと乗り捨てできるレンタサイクルもあるので、
それを使ってみては。
参考までに、レンタサイクルの記事も載せておくので気になればどうぞ。
こうしたエンターテイメントを駆使しつつ、スマホ断ちにチャレンジしてみてほしい。
最後に改めて・・
やってみて良かった!
ちゃんと目的をもって、毎回有意義にスマホを使えている人はともかく、
ついつい回遊してムダな時間を多分に過ごしている人は参考にして貰えれば。
YouTubeともども、引き続きよろしくお願いします。