こんにちは、しいらけいです。
今回は、話題の動画作成ツール「Vyond」の使用感についてです。
前置きはフルカットで、今回は「Vyond」って実際どうなの?
という事についてリアルなことを書いていこうかなと。
使おうか悩んでいる人のために、「網羅的に&ナマの声で」
実際の使い勝手などを書いていきたいと思う。
目次
Vyond(ビヨンド)とは
まずVyondとは何か。
端的に言えば、「オシャレでいい感じの海外風アニメーション」が
サクッと作れるツールだ。
元は アメリカのGoAnimate, Inc. が開発したクラウドサービスで、
全世界1600万のユーザーを抱えるなど爆発的な人気を誇ったのち、
2018年7月から日本の販売代理店ウェブデモ社と提携。
先ほど書いた通り、「動きのついたパワーポイント」のようなものが作れるのだが、
オリジナルキャラクターを自由に作成できるだけでなく、
動きがつけられたり音声を口パク付きで当てられたり、
文字や写真、BGMを自由に挿入出来たり。
はじめて「Vyondでできること」の全容を知った時は、本当にワクワクした。
フォーブスの世界が選んだ営業支援ツール30選 で取り上げられているだけあり、
可能性の塊だと思った。
そして間もなく、僕も手を出すことになる。
何かのタイミングでvyondで作られた動画を見て、そのデザインや
可能性にベタ惚れしてしまったのだ・・。
▼今ではVyond作品でチャンネルを開設し、動画を投稿している。
・・・さて、過剰な宣伝はこれくらいにして本題に。
Vyondの価格は?プランは??
Vyondは無料ではなく、利用料がかかる。
動画作成ツールの中では断トツ高いんじゃないかな。
お値段、なんと税込15万円/年。
優秀なツールだけあるなーという強気の設定。
・・・え?売り切りなのかって?
ちがいます。
1年で15万。
Vyondの使用ライセンスを、1年ごとに購入する仕組みなのだ。
だから1年経ったらもう15万必要。
さらに・・、複数人で使いたいなら、15万円×人数分、購入が必要。
1アカウント分(つまり15万円分)しか申し込まずに
複数人で使い回すことも「物理的には」できるが、
その場合、新しいデバイスにログインすると別のデバイスから
強制ログアウトされるため、
同時に作業することは不可能になる。
Vyondに無料トライアルはないの?期間は?
無料トライアルはちゃんと出来る。
トライアルが無いと、高価なツールを思い切って
買う事は難しいでしょうね。
以下にてフローを説明します。
無料トライアルのフロー
無料トライアルのフローは単純。
メールアドレスや住所、利用目的などを入力してサイトから申し込むと、
まもなく14日間のトライアルが許可される。
許可されたあとは、申込時に登録したメールアドレスとパスワードで
サイトにログインして作業するだけ。
作業イメージはこんなカンジで、
背景・キャラクター・キャラの動き・音楽・アイテムなどを自由に挿入できる。
![](https://pdca247.com/wp-content/uploads/2019/11/vyond作業イメージ-1024x518.png)
注意点として、動画制作はローカルではなく、
随時サイトにログインしてから行うためWifi環境は必要。
無料トライアル時のデータはどうなるの?
無料トライアルの間は作成した動画をダウンロードすることはできないが、
無料トライアル後に本申し込みをすると、
トライアル期間中に作成した動画データを引き継いで使えるようになる。
また、すぐに購入しなくても、18か月間はトライアル中のデータは保存されるため、検討する猶予はある。
ちなみに、本申し込みの申請が許可されるまでには
何営業日か要するので、余裕をもって申し込んだ方がいい。
動画作れるようになるまでどのくらいかかる?
これは、作ろうとしている動画のクオリティや尺にもよるが、
カンタンなストーリー動画なら3日もあれば作れるようになるのでは。
それくらい、感覚的にサクサク使える動画なのだ。
キャラクターの動きをつけるのも、BGMをあてるのも、
膨大な数のサンプルから選択すればその通り動いてくれる。
イラストレーターとかそこら辺の知識が無くても、
例えば芸能人の顔も再現できるし。
こんな風に。
![](https://pdca247.com/wp-content/uploads/2019/11/ビヨンド_タレント.png)
左から、ジャスティンビーバー・キムタク(グランメゾン東京の時の)・
ピコ太郎。
どうだろう?
キムタクに関してはファンにブチ●されそうだけど、
他二人はまぁまぁじゃないだろうか。
モチロン女性キャラも作れます。
アニメーションだけでなく、絵心がなくても、こうしたキャラクターが
サクサク作れるのもこのツールの素晴らしいところ。
Vyondに機械音声機能はある?
機械音声機能はVyond内にあります。コレが嬉しい。
そう、外部の自動音声ツールなんかを使わなくても、
Vyond内で声アテも完結できるのだ。
各国の言葉が複数種類そろっていて、
日本語は女性3種類&男性2種類。
そこらへんの有料音声ツールよりも聞き取りやすいし、
文字打ち込むだけで喋ってくれるしで大助かり。
先ほど共有した、僕が作ったアニメーションも100%
Vyondに内蔵されているものを使っている。
ちなみに、自動音声の外部データを組み込んで
口パクに合わせることもできる。
あと、その場でマイクに喋ってナマ声を吹き込むことも可能。
ひとつすごくワガママな事を言うと、、
男性の声の日本語バリエーションは2種類しかないので、
3人以上の男に喋らせたいならやり方を考える必要がある。
自分で喋ったり、外部音声データをインポートしたりね。
値段の高さを除けば、そこだけ懸念点かも。
あと、他のBGMを大きくし過ぎると、セリフの音声が
極端に小さくなったり。
はじめのうちはそこら辺のバランスに悩むかもしれない。
まあ、なんだかんだ言っても自然な仕上がりになるので、
あまり心配しなくてもいい‥と思う。
どうしても満足できなければ、
外部データで代替すればいいし。
まとめ
目的にもよるが、クオリティは申し分ないこの「Vyond」。
ついこの間まで、YouTuber(?)になることなんて
夢にも思っていなかった僕だけど、
気付いたらサクサク動画を作っては投稿していた。
日本に上陸してまだ1年とのことだけど、
日に日にVyondを使った動画を目にする機会が増えている気がする。
あと1年、ヘタすると半年後にはもう「ゆっくり実況」みたいに
皆が使っているポジションまでくるんだろうなぁ。
オススメ動画欄がVyondで埋まったりして。
それくらいの使い勝手の良さと可能性があるので、
僕もしばらく動画を作り続けてみようと思う。
最後にあらためて・・・
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