こんにちは、しいらけいです。
これは、「バカであることが武器なる」という実体験の話です。
- 人より仕事の覚えが悪い
- 周りよりも頭の回転が遅く感じる
- 能力がないのでは、と自信を失っている
そんな人たちが、
「まだ捨てたものじゃないかもしれない」という気持ちを持ったり、
「こんなことをしてみようかな」という新しいアクションを決意したり、
少しでもプラス思考になるように、記事を書いた。
読み終わる頃には何かが引っかかるかもしれないし、
何かがスッキリしているかもしれない。
読み手の目線で正直に言えば、僕は「経験談」ばかりを書いた記事は、
そこまで好きじゃない。はやく結論を教えろよ!と思うから。
でも、この「仕事つらい」問題は、
提案や結論だけをパッと見たって解決しない。
色々な人の経験を見て、背景や文脈まで飲み込んで、
そして自分で考えていくものだと思う。
だから、少しでもヒントになるように、僕は経験を共有したい。
さて、話を進めるためにド直球に告白すると、僕はほめ言葉じゃない方の意味でバカだ。
ほめ言葉としてのバカとは何か。
ほめ言葉でのバカとは、「行動力が突き抜けてる」
「発想が尖ってる」ことを指すケースが多い。
そのような異端さやクリエイティビティを「(そこまでやるか)バカだな」
というラッピングをしているのがこのパターンだ。
そうじゃなくて、僕は頭が悪い。
もっと残酷に言えば、
理解力が低く、あるゆる物事を消化するまでに人一倍時間がかかる。
物事の整理が苦手なのである。
たとえば就活だって、就活生現役の時にすべてを
理解出来ていたわけではない。
就活が終わっても、(不相応にも一流企業にねじ込めたせいで)
OB訪問を受け続ける中でアレコレ悩み、多くの後輩の合否を見届けて
ようやく掴めてきた・・、という本質も多い。
このブログを始めたのも、
「バカが長い時間かけて結果を出せるようになったエッセンスを、
バカじゃない人が読み込んだらすぐに結果が出るのでは?」
と思ったことがキッカケの一つだ。
「バカ」を連呼してしまったが、本題に入っていきたい。
目次
入社して間もない頃、仕事はつらかった
入社して間もないころ、会社はただの地獄だった。
大学生から社会人にステージが変わり、今までの感覚では
対処できないことが押し寄せてくる。
マナーひとつ、エクセル一つとっても知らないことばかりだったが、
僕は徹底的に呑み込みが遅かった。
教わったはずの作業を組み合わせなくてはいけない場面、
応用して考えなくてはいけない場面に弱い。
1を聞いて10を知るどころか、
1を聞いて2を考えようとして1を忘れる有様だった。
念のため、「一流企業で周囲のレベルが高かったからでは?」と
思った方に言っておくと、そんな高次元なことで悩んではいない。
高い要求についていけずに苦しんだなんていうのは、
エリートにのみ許された美しい逆境だ。
そうではなく、電話を取る・席を覚える・店を予約する・
議事録を取るなどなど、、
新卒に求められるマルチタスクにおいて僕は
ことごとく周囲に後れを取っていた。
勉強であれば、時間と根性と気力をトモダチにしながら対処はできる。
そのように乗り切ってきた僕にとって、時間が限られていて
セオリーが不透明な「仕事」というものは徹底的に意味不明な存在だった。
新卒という基本所作に加えて「部署の専門知識」も
覚えなくてはいけなくなった頃になると、僕は焦りに焦った。
仕事が本当につらいと思っていたが、
「やばい、このままだと本当にやばい。どうにかしなきゃ」
そんな焦りに駆られて動いていた。
様々な分野の知識を幅広く操るエリートを目指すはずだったのに。
「市場価値をあげたい」そう思って頑張っていたのに。
当然、帰宅後や休日に情報を整理したり勉強をする、誰よりも早く出社する、
そんなことはとっくにしていた。
「方向性を間違えた努力は、平気でウソをつく」
ダルビッシュ選手がこのような事を言っていたが、
今思うと僕の「努力」は嘘八百つきまくっていたとは思う。
市場価値どころか、流れについていくことすらままならない現実。
僕に向けられた「お前こんなのも出来ねえの?」という言葉が、
いつの間にか「昼飯食いに行くか」と同じくらいに自然に聞こえていた。
水の中に常にいるんじゃないのか?と思うほどに
会社が、仕事がつらかった。
中堅社員となった僕は、仕事がつらかった
そこから部署が変わることもなく、何年かが経った。
何回かはメンタルに限界が来て、会社に行けなくなったりもした。
休日には何かをする気力がなくなっていた。
色々試した結果、三谷幸喜のコメディ映画なんかを見て、気分を変えていた。
※話はそれるけど三谷映画は地味にメンタル修復に効きます。
オススメはこちらなのでよければ。
今思うと、退職を考えても良かったのでは、、と思う場面も
たくさんあったが、
根性=正しいという勘違いや、「ここで辞めたら、、」という
恐怖感とで食らいついたのだ。
「継続は力なり」と世間では言う。
果たして数年という短くない期間、
「とりあえず頑張ること」を頑張り続けた僕はどうなったか。
だめだった。
相変わらずだめであった。
僕が配属された部署は専門知識と数字と扱うような場所で、
日々ハイペースに仕事が進み、新しい知識も必要とされた。
そして、その激流に僕はついていけずにいた。
知識の蓄積でなんとかカバー出来る部分はあったものの、
トータルで見ると圧倒的に成長速度が遅かったのである。
このころになると、僕は再度ある悩みと戦って一人苦しんでいた。
頭が悪い。
仕事ができないとか覚えが悪いとかよりも、もう少し根本的な問題。
「頭が悪い」という悩みと戦い続けていた。
一流企業だけあって、社内外で様々な人と仕事をしたことで
比較対象が増えたが、、
そのうえでやはり僕はバカだった。
新しい知識の吸収は遅く細かい応用は効きにくい。
これについては悩んだものの、残念ながら答えが結局出ることはなかった。
社会人になってそれなりの時間が経っていたことで、
この先に「奇跡的な伸び」はないと僕は悟ったのである。
呑み込みの悪さについては自分の弱点、よく言えば個性で、
どうこうするのは難しいことと諦めた。
転機は素知らぬ顔で現れた
中堅と呼ばれる立ち位置になって以降、
僕は「これから先、仕事で活躍することはないだろう」と感じていた。
鬼みたいに優秀な先輩は沢山いるし、僕が使えなくても
後輩たちは毎年毎年沢山入ってくる。
ここまでくると経験を頼りに、「それなり」でいいからしがみ付きたいと思っていた。
せめて「使えない」ポジションにはいかずに、
目立たなくていいから、無難に仕事にとけこみ続けよう。
そんな悟り(逃げ)の境地だ。
それでも、願いむなしく使えなかったんだけど。
きっと、僕は窓際の道を行くんだなあと、諦めた。
そんな中でのある年。
例にもれず同じ部署に新人が配属されてきた。
一つだけいつもと違ったのは、僕がその後輩の教育係という
ポジションになったことである。
おそらくは「誰かがやらなくてはいけないから」なのだろう。
僕は人並みに部署の後輩を教えたことはあったが、
教育係という立場で指導をする機会はなかった。
「こんな自分でいいのか」という不安はあったが、どうにかこうにか
時間をつくって後輩の面倒を見るシゴトが始まった。
そんなある日、様子を見ていた先輩社員に言われた、
超シンプルなセリフが僕を変えることになる。
「お前の教え方って丁寧だよな」
「!」
こんなありきたりな言葉を聞いた時、僕は久しぶりに
褒められたことがうれしかった。
「え?そんなことがうれしいの?」と思うだろうか?
バリバリに嬉しかった。
この時点で僕がどれだけ日陰にいたか想像がつくだろう。
そしてニヤニヤしながら、以前にもそんなことを言われたな、と思い返した。
そういえば、全然違う部署の同僚から質問が来て、
それに対して色々説明していた時も「丁寧でわかりやすい」と言われたっけ。
あまり強く意識していなかったが、どうやら教える事には向いていたらしい。
「でもなぜ?」
次に浮かんだのはその疑問だった。
間違っても自分は優秀なプレーヤーではない。
むしろバカな部類だ。
バカである事実を、あの手この手でカバーして今日までやってきた。
その日は帰宅してから「教えるのが得意なのは何故なのか」を、
正確には
「自分の中のどの要素が、『丁寧さ』を生むのか」を考えた。
そこに、今まで見つけられなかった自分の武器があるかもしれない。
このヒントを見逃したら、もうずっとこのままかもしれない。
この、「どの要素が?」と深掘ったことが、
自分が変わる第一歩となった。
考えて、出した結論は単純。
人の「分からない」が分かるからだ。
全く気付かなかった。
「自分が理解している領域に限り」だが、
「他人が行き詰っている時の気持ちが分かる」
という特性が僕にはあったのだ。
頭の回転が速い人は、物事を理解する際に1を聞いて10を知る。
あるいは「1⇒3⇒6⇒10」のようにショートカットを
しながらすぐに理解する。
でも、僕は「1⇒2⇒3⇒4・・」と、一つずつ進むしかない。
じっくり、指をさして、細かく刻みながら
物事を理解する必要があるからだ。
でも、相手が「6」まで来て分からなくなった時に、
「7」を差し出すことが出来る。
教える相手を自身に置き換えることで、次に何を言うべきかが分かるのだ。
頭がいい人は、きっとダイレクトに「10」を差し出すだろう。
そして首をかしげる相手に対して「何で分からないんだよ」と
怒ってしまうのだろうが・・。
自分にとっての前提と、相手にとっての前提は違う。
僕はそれが良くわかるのだった。
こうして、「教え方が分かりやすい」という、
何気なく言われた言葉を深掘ったことがきっかけで、
僕ははじめて自分の頭の悪さが武器になるかもしれないと考えた。
自分がするべきだった努力
このことに気づいてから僕は努力のベクトルを変えた。
まず、自分が教えられる(言語化できる)領域を、
じっくり一つずつ増やしていくことに決めた。
今までは、社歴的に持っていなければならないスキルが多く、
その穴をカバーすべく様々な領域を広く吸収しようと奮闘していた。
あれもこれもマスターすべく、焦っていた。
だが、僕の場合はいつまでたっても、理解度でいえば
「4~5」あたりを言ったり来たりしていた。
また、「7まで理解したぞ!」なんて思っても、実際は「4」が無かったり
「6」が抜けていたりと、知識として弱かった。
そこで恥を忍んで苦手な領域はバッサリ捨てつつ、インプット領域を絞ったのである。
「10は無理でも7くらいまでなら語れそうだ」といえる領域の知識を
一つずつ、理解の深さ重視で増やしていった。
僕に限らず呑み込みが悪い人は、
- 「7まで」理解したつもりでも途中が抜けている
- 感覚で掴んでいて言語化できない
というパターンが多い気がする。
「4まででいいから、図解してアウトプットできるレベルまで理解を高める」
事を意識すると改善するかも。
さてさて、このようにして、少しずつ僕は教えられる領域を増やしていった。
多分、「7」の知識がある人を「10」に引き上げるのは難しい。
でも、
「1」しか分かっていない人を「6」に引き上げることは他人より
うまく出来るだろう。
それが自分の価値だ、、と考えたが故の方向転換である。
また、教えることを繰り返す中で、より分かりやすく教えるために物事を
「分解して考えて」「図解して教える」スキルが確実に必要だと考えた。
そして、そのための思考フレーム(の基礎だけ)をなんとか
業務で使えるように、インプットをはじめたのだ。
具体的に書くと長くなるのでまた別の機会にするが・・
「最小粒度に分解する」「ロジックツリーに落とす」など
疎かにしていた頭の使い方を、1年強の期間に意識して行い続けた。
※読み込んだのは、例えばこの本。教科書のつもりで使った。
1年といえど侮るなかれ、この「思考フレーム」の基礎を
勉強することで、ある変化が起きた。
「どこが分からないか」が、比較的早く分かるようになったのだ。
相変わらず分からないものは分からない。
ただし、それまでのように「どこが分からない」のかも分からず
迷っている時間は少なくなっていった。
物事の流れを図解して考える癖がついたので、たとえば
タスクを可視化した後に「ココは僕ゼンゼン理解できてないぞ」と
すぐに弱点が分かるようになった。
気付くのがとてもとても遅くなってしまったのだが、
頭の悪い僕にとって「幅広く知識をつけようとすること」は
嘘をつく努力であった。
「ちゃんと理解している領域を増やす」と「思考フレームを身につける」
こそが、本当にするべき努力であったのだ。
それからの僕は・・
こうして人より多くの時間をかけ、僕はようやく自分の戦い方が分かってきたのだった。
そして、ある発見をしてからは更にバカが武器となっていく。
出来ない人を伸ばすことにかけては、他の人よりも得意だ、ということに加えて
顧客への提案業務が得意だということにも気づいたからだ。
これは間違っても顧客が「出来ない人」という訳ではない。
僕たちが提案すべき商品は、顧客にとって
「分からないもの」である場合が多い。
特徴、メリット、リスクと対策・・それらをまとめて提案する作業というのは、
顧客に商品を「教えてあげること」に他ならない。
そのため、「どこに悩みがあって、何を明らかにしてあげるべきか」を考え、
コミュニケーションに落とす際にも「『分からない』ことが分かる」は活かせると感じた。
「自分だったら、どのような伝え方じゃないと理解できないか」
あるいは「どんな資料がないと、自分は上司に伝えられないか」をバカ目線で考えるのである。
「こんな資料があれば自分でもいけるだろう」と感じたアウトプットは、
往々にして好反応だった。
仕事がつらくなくなって、学んだこと
ここからはまだまだ道半ばで、大した口を叩くには値しないが、
一応その先どうなったか?の話と、
「具体的にこう考えるべきだった!」という学びを。
その後、様々な案件で成功と失敗とを繰り返しながら
「自分の勝ちパターン」が見えてきた僕は
「そもそも今の部署ゼンゼン向いてなくね?」という結論に達した。
明らかに現部署で必要とされる能力と自分の強みとが
マッチしていなかったのだ。
もっと他者と連携する部署のほうが強みを活かせる。
そのことを認識し、紆余曲折あって僕は部署異動した
(サラッと書いたが、時間はかかった)。
結果、どうなったか・・?
かつての僕からは考えられないほどのチャンスと評価をもらったと思う。
だって、自分の強い領域で戦うことができたから。
これも、バカだという事実に真摯に向き合い、
バカを味方にしつつ、戦い方を変えたからだ。
今では本業もやりつつ、そこで学んだアレコレを活かして
YouTubeチャンネルを作ったりして
毎日楽しく、刺激的に過ごせている。
「ビジネスノウハウ系」「ホラー系」「老害とのレスバトル系」
3タイプつくってるので・・
はい。
宣伝はさておき、あのままの部署でバカを克服しようと奮闘していても、
状況は変わらなかったと思う。
この一連の経験から、心底学んだのは2つ。
①自分のタイプを把握すべき
「自分が教えるのが上手いらしい」⇒「なぜ??」と、
指導係をフックに僕は自分の武器を見直した。
でも、理想を言うと、この「発見」は偶然に頼るのではなく
日ごろから考え続けて自分で見つけていくべきだったと思う。
早い時点で自分の素養にもっと向き合っていれば、
全然違う会社員人生があったのでは?と今も思っている。
自分と全然違うタイプにあこがれて、
向いてもいない土俵で勝負しようとしていたのだなー、、というのが反省。
「まだ自分の戦い方がわからない」という方は、
自分のタイプを見極めるための知識を仕入れてを深めると、
大きく伸びるかもしれない。
「でも、具体的なビジョンとかスキルとか全然わかんねえ・・」
「言うのは簡単だけどさ・・」
この記事を読んでいる中でそんな方が多いと思うので、
カンタンにヒントが手に入る方法も具体的に紹介する。
具体的にどう行動すればいい?
「どんなことが向いているか?」を考えつづけること。
結局自己分析につきる。
以前に、「そもそも自分はどんなポジションが向いているのか?」を分析する方法を、
就活生向けに書いたことがあるが、
コレは社会人も参考にできると思う。
また、自己分析と並行して、「そもそも世の中にはどんなロールモデルがあるのか?」
や「どんなスキルセットがあるか?」を知識として持っておくべきだと僕は考える。
それを知る方法は色々あって、
例えば山口周氏の「ニュータイプの時代」あたりを読んで、
「今求められているキャリアってなんだ?」という大きい話から入る・・・
という方法もある。
「具体的にどんなキャリアがあるかを見てみたい」
という人にはオススメのサービスもある。
色々使った結果、僕自身が「面白いな」と思ったのは、
AI(人工知能)で自分のキャリアモデルを教えてくれる
「View」というアプリ。
業界だけでなく職種レベルまで分解して、自分に適したキャリアを
1位~170位までをランキング付けしてくれるものだ。
イメージは下記。
このアプリの使い方は、診断結果をみて「そうか!これが向いているのか!」
と知ることだけではない。
各キャリアの詳細なパスや、想定年収、理想のロールモデルまでも提示されるので、
それをみて視野を広げることだ。 とくにキャリアパスの部分。
さらにいえば、本当に参考にすべきは各キャリアモデルの「取得可能スキル&必須スキル」の欄。
1位~170位のキャリアモデルにおける、代表的な必要スキルが
それぞれ丁寧に書かれている。
これらを知ることで、「今のキャリア以外にも道はめちゃくちゃ多くて」
「それが具体的にどういうものか」を知ることが大切。
もう一度いうが、「自分の適性が診断できる」というより
「今後どんな人材を目指していくか?」のヒントが手に入るのがこのアプリ。
コレを書いている2019年8月現在なら無料で使えるので、
今のうちからデータを取っておくことをオススメする。
▼下記公式サイトからダウンロード
モチロン日ごろからの自己分析は大切だと思う。
でも、それと並行して選択肢を自分の中で知っておくと、
自分の強みと目指すべきものとが見つかりやすいんじゃないかな。
やる仕事次第で別人になれる
「今の仕事での評価=自分の価値」ではないんだよ。
これが理解できてないと、たった1つや2つの場所でつまずいただけで、
「ああ、自分は出来ないヤツなんだ」なんて思ってしまう。
かつての僕のように。
僕は、部署異動でたまたまハマったので良かったが、
恐らくそこでも変わっていないようなら見切りをつけて転職すべきだった。
なんで同じ場所・仕事に固執していたんだろう?と今では思う。
具体的にどう行動すればいい?
転職しましょう
・・・なんて言うのは簡単だけど、実際にいきなり動くのは難しい。
だが、これもロールモデルと同じで、「選択肢」を知ることは誰にでもできる。
僕は一連の経験から、日ごろから転職サイトを見て
「どの企業がどんな風土なのか」「どんな仕事がいくらの年収で求められているか」
をチェックするのは習慣になっている。
何かあったら、ためらいなく転職するために。
転職サイトって有名どころからマイナーまで色々あるので、
どれがいいかは人それぞれだけど、
まずは安心と王道のリクナビNEXTに登録してみる・・
という人が多いんじゃないかな。
僕も一番最初に登録したのはリクナビだった。
業界№1、転職決定数№1、使いやすさ、グッドポイント診断・・・
色々押しポイントはあるが、何より大手・優良企業の数の多さがイイ。
▼公式サイトはこちら
※といっても、メリットや効果的な使い方を知っておいた方が良いので、
サービス利用について興味ある方は下記をどうぞ。
ただ、僕には「生々しい口コミをもっと見たい」という欲求もあったので、
口コミが載っているサイトも利用している。
「キャリコネ」等いくつかオススメはあるのだが、登録の手軽さなどを
加味すると、はじめは王道の「転職会議」がベストだろう。
環境自体がクソの可能性もあるので、
まずは今あなたが勤めている企業の口コミからチェックしてみては?
▼下記公式サイトから無料登録可能
大手でも「とりあえずの仮面転職活動」をやっている社員は意外に多いが、
サイトを見てみればその理由がよくわかるはず!
また、現時点で「限界だからすぐにでも退職したい」
と考えている方は、退職代行の記事なども参考にしてほしい。
つまるところ・・
つまるところ、
「ここしかない」「ここでダメなら自分はダメ人間」という
視野をぶち壊しておくべきだった。
その、視野をぶち壊すための手段が、
「VIEW」で適性やキャリアモデルのヒントを知ることだったり、
読書で他人の思想や文脈を学ぶことだったり、
転職サイトで実際の選択肢に目を光らせたり。
大丈夫。
今の時代、「ここじゃないと死ぬ」なんてことはない。
なんなら「サラリーマンはベーシックインカム」みたいに
捉える方法もある。
実際に、僕の最新ステータスとしてはパラレルキャリアに
踏み出している。
※それについて興味がある方は下記をどうぞ。
今の時代は、「この会社でダメだったら、ダメ人間」なんていう
カスみたいな理屈は1ミリも通らないのである。
まとめ
僕は、レベルそのものに目を向ければ、自分より
凄い人なんて地球上の砂粒よりも多いと思う。
でも、情報と見解があれば、人は変わる。
正確には、「勝てる場所」がわかってくる。
他人からも自分自身からも期待されていなかった頃に比べたら、
僕はフィールドを変えることで勝負できるようになったと思う。
事実、久しぶりに仕事を一緒にした先輩からは「お前こんなだったっけ?」と
言われたことがあり、その言葉が何かを証明してくれたようで心から嬉しかった。
でも、僕は明日もバカなのは変わらないし、
理解できないことも、仕事をしたくない時も多々ある。
でも、自分がバカだと認め、開き直ってそれを武器にしようと動いた時から、
物凄く気持ちが楽になった。
コンプレックスが消え、かつての自分からは
絶対に考えられないような仕事も経験できた。
バカはバカでも開き直るバカ、考えるバカのほうが人生楽しいと、今では思う。
また、プレイヤーとしての悩みだけでなく、
「後輩の育て方が分からない」あるいは「上司とうまく連携できない」という
チームの悩みを抱えている方は、より具体的な下記の記事も参考にして欲しい。
「どこがダメなのか?」のポイントが見えるなど、1ミリでも
解決のヒントになれば幸いだ。
そのほか、そもそも会社が辛すぎるという方には、逃げ道となる記事も用意している。
どうしてもという時は、ステップを踏んで「戦略的な逃げ」を考えてもいいと思う。
【追記】就活生の方が読んでいたら伝えたい
僕の場合は入社後に時間をかけてようやく自分の戦い方を掴むことが出来た。
ただそれは本来、就活生のころからやっておくべき事だったと思っている。
もし就活生のころから自分の戦い方が見えていたら、
今頃どんな仕事をやっていたのだろう、とも。
新卒でどの企業に入社するかの優劣より、「自己分析をするクセをつけること」。
これを本当に大切にしてほしい。
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