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初心者が雑記ブログを半年続けて60記事書けば、非常に得るものがあるって話

こんにちは、コンパイダーです。
今回は、「副業としてブログってどうなの?」という疑問への回答(初級編)です。
初心者の立場からまとめていきます。

「副業としてブログってどうなの?」
「稼げるの?」
「オワコンなの?」

これらは、今から約半年前・・・僕がブログを始める前に
漠然と思っていたことだ。

ものは試し。

就活と社会人の基礎テクを中心に、ポコポコと合間をみつけて
雑記を書き始め・・、

いつの間にか60記事を超えるところまできた。

正確にはこれで65記事目。

区切りというには少々微妙な気がするが、今回はひとりQandAという形で、
ブログを始める前の僕の疑問に僕が答えていく記事にしたい。

あ、まどろっこしいこと抜きにして「結局どうなの?」から
答えると、

ブログやって本当に良かった

という事に尽きる。

QandAを最後まで読んでもらえば、その理由もなんとなく伝わる気がするけど、
コレが正直な僕の感想だ。

ブログをはじめようか迷っている人、書いているけど放置している人、
迷走して心折れそうな人は参考にどうぞ。

ぶっちゃけ稼げるの?

まずは気になるのは何といってもコレ。

稼ぎ。

資産系の副業として非常にアツい、なんていわれているけどぶっちゃけどうなの?
って話。

僕、ブログ始める前に結構リサーチをかけたんだけど、
色々な記事でメチャメチャ脅されたんだよね。

「はじめの半年は稼げないと思え」
「オワコン」
「100記事書いてからがスタート」
「そもそもオワコン」
「雑記だと見向きもされない」
「今は動画の時代だから、オワコン」

って。

ええ・・そこまで脅す?って感じだった。
オワコンという文字は50回以上見た。

だから期待値をエゲツナイほど下げていったわけだ。

たぶん最初の半年は、一か月あたりチェリオ1本分くらいの稼ぎだろう、と。

実際どうだったかというと、

開始5か月/50記事位の時点で、月にチェリオ100本分くらいは
稼ぐことが出来た。PVは2万弱。

想定の100倍。

内訳はアドセンスと諸ASP。

アフィリエイターになるつもりなくても、間違いなく
ASP登録はしておいた方がいい。

本をはじめ、思わぬサービスの取り扱いもあって、
ブログが一気に華やかになるし、自分が利用しているサービスがあれば
記事のタネが見つかるなんてことも。

主力はやはり案件数が多く、自分が書ける案件が見つかりやすいA8。

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Amazonや楽天など物販系は、リンクのつくり方がメチャクチャ簡単な
「もしもアフィリエイト」に統一している。

「かんたんリンク」といって、よく見る、こんな感じのやつが
秒速でつくれるのが「もしも」の良いところ。

余談だけど、僕はAmazonアソシエイトに受かっていない。

Googleアドセンスは早い段階で特に問題なく受かったのだが、
Amazonアソシエイトはなぜか無理だった。

2回要因不明で落ちた時点で「時間の無駄」だとスッパリ諦め、
もしもアフィリエイト経由でのAmazonプロモーションを申請したところ
ソッコーで通過。

さきほど紹介した「かんたんリンク」機能と併せて便利すぎるので、
物販系はオススメのASP。

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あとは、食べログなどグルメ系案件が豊富な
バリューコマースを押さえておけば、基本はOKかと。

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そんなこんなで、まだまだ収入としてはショボいけれど、

雑記ブログ&SNS活用ナシにしては頑張ったかと思っている。

目標低すぎ説については、目をつむってほしい。
Twitterでは時折ストイックぶっているけど、本性はこんなものだ。

一つ正解だったなと思ったのは、色々な情報を事前にキャッチアップした結果、
「少数精鋭」というスタイルをとったこと。

更新数を目標にして、質より量で書き急ぐのではなく、
狙ったKWで一つ一つの記事を上位表示させる意識で書き込む。

これが良かった。

・・・なーんて思ってたら、Googleアップデートという洗礼を喰らい、
アクセスも収入も半減したが。

ワクワクかえせ。

※それについてはこの記事で詳しく書いた。

結論をいうと、「稼げた、というほどじゃないけど形にはなるよ」
というところだろう。

センスある人やライティング経験ある人、ストイックな人は、
同時期にスタートしたとして僕の3~10倍くらいは稼げるかも。

ちなみに今後、アフィとかアドセンス収入のみで専業として食べていくのは、
厳しくなってくるのでは・・と思ってる。

どんな状況がブロガーを襲っているのか、は知っておいた方がいい。

詳しくは、ちょっとシビアなこの記事で!

続けるのは難しい?どの段階が一番キツイ?

3か月以内に初心者ブロガーの80%が辞めていく

という数字を見たことがある気がする。

それくらいにブログの継続は難しいそうだ。

・・・というコトも、僕は事前リサーチで知っていた。

これは収入と違って、
「そうか、じゃあ僕もたぶん3か月以内にやめるな」と
へらへらする訳にはいかなかったが、とはいえ、ハードルの高さは予想できた。

結論・・・

確かに、思ったより根性がいる。

ノープランで、とりあえず書き進めるのは
よっぽどネタが尽きないか、よっぽど書くのが好きかじゃないと続かないと思う。

特に副業の人は、やってみればわかるけど、
「今日はいいか」っていう筆がメチャメチャ重い時期がくるんだよね。

そこで、スンっと書くのをやめてしまうと、普通にフェードアウトすると思う。

そうならないために、僕は例によって事前リサーチでとある「策」をとっていた。

最初の一発を書き始める前に、50個くらいネタを出して、
「ストック」として書くことを決めてからスタートしたのである。

これも結果的には良かった。

が、書き進めていくうちに、「このネタはこの記事にマージできるよね」
というようにあれよあれよと吸収合併されていき、

50本あった記事はいつの間にか20本分位に凝縮されていた。あるある。

とはいえど、開始20本はライティングに専念できたため、
「ブログの習慣化」「ライティングの勉強」という意味ではとてもよかったと思う。

で、どの段階が一番キツイかといえば・・・

1日中、人がゼンゼン来ない時期。

開始1か月ほどの時期か。

これは、SNSなんかとうまく連携できない限り、
ほとんどの人が味わう試練である。

SNSもろくに活かせず、SEOの孤島でもがいていた時期。

書けど書けどGoogleには載せて貰えず、だーれも見やしない。
ここにいるのに!

映画「インターステラー」のワンシーンのような気分であった。

ここについては、「今が死の谷だ」と考えて耐えしのいだ。

死の谷とは、 製品開発段階から事業化へ、売り上げへ繋げるためには、
資金調達&人材確保を繰り返しながら耐え忍ぶ段階のこと。

ブログを立ち上げてから、一定のアクセスや収入につなげるために、
ネタのヒネリ出し&作業時間確保を繰り返して耐え忍ぶ段階。

これは、ブログだけじゃなく、

スポーツも勉強も仕事も、殆どのものごとに現れるフェイズである。

そのことを幸いにして僕は知っていたので、なんとか頑張った。

で、大体3か月/30記事を乗り越える頃にはある程度習慣化していて、
ちょっと書くのを離脱しても戻ってきやすくなるので、
まずはそこを目安にするとイイと思う。

さらに、30記事から50記事になると、急に欲が出てきて、
「いや、このネタだと微妙」とか選り好みして手が止まる。

ここも、「デキが悪くてもいいからとりあえず書いとけ、リライトすればいいから」
の精神で乗り切ったと思う。

ここは筆が重かったが、精神的には立ち上げ当初よりもラクだった。

ということで、開始一か月ほどの「誰も見ない時期」が最もつらい。

バズる?

バズらない。

次。

続けて意味があるの?

不労所得になる、といっても高が知れているし、いくら慣れると言っても
自分の時間を削って書き続ける意味があるの?

そんな疑問については、冒頭で書いたこの答え。

ブログやって本当に良かった

である。

目の前の収入なんてどうでもよくて、ブログを通じて既に
いくつもの良い影響がではじめている。

特によかったと思った点を二つだけ挙げてみよう。

インプットが楽しくなった

コレが一番大きい部分かも知れない。

「これって何か記事にできないかな?」という目線で
世の中を眺めはじめるので、ニュース一つ、本一冊読んでいても、
ワクワクする。

インプットが、純粋に楽しい。

「これいいな、ちょっと掘り下げて書くか」
「これについてはこう思うんだけど、もっと叩いたら良いアウトプットができるかも」

そんな形で、目に付いたものを流すのではなく、
一回立ち止まって考える習慣が強化された。

例えば前までだったら、ゆたぼん君の「学校に行く必要なし!」炎上を知っても、
「あーー、燃えてるな(思考停止)」で終わっていたかもしれないところを、
少し自分ゴト化して考えたら記事になったし(現在は実験的に非公開中)

キンコン西野氏の書評を見て、深い分析なしでネガティブなことを書いている人には、
思う事があってこんな記事になった。

ちなみにこの記事は西野氏本人にリツイートしてもらい、
少しだけハネた。少しだけどね。

本人登場なのにコレは単純な力不足。

ともかく、キャッチーなことでもいいから世の中の事象に目を向けて、
掘り下げてみる・・というのは、気持ちがいいことである。

その落とし込み先としてブログを持ったことは、大正解だった。

思考の構造化が早くなった

初心者の分際で偉そうな口をぶっ叩くが、

ブログは、やみくもに文章をぶちまけていればそれでヨシ、
というものではない。

・・・と思います。

ちゃんと運営して、読んでもらうためには、
どこを切り出して見出しにして、どうまとめるか。

その整理が求められるのだ。

・・と思います。

この、起承転結や見出し化をするときのアタマの使い方は、
ほかの日常業務でも結構活きてくる。

ちょっと返信が難しいようなメールでも、
「つまりこの話はココが論点だから・・」といったように、
ブログを書く感覚ですぐ整理がはじまる。

議論の流れは何で、今スポットをあてるべきはドコなのかが
比較的早く判断できる。

人間、やったことない事をやると
アタマの使い方が磨かれるものだなァ・・と、実感。

新入社員みたいな気分である。

そのほかにも・・

SEOの知識が身についたり、記事を書く中で、テーマを深堀して
理解が深まったり、そもそも書くことが好きになったり。

今の時点で得られているものは沢山ある。

つまるところ、こういうコト。

まとめ

たかが半年されど半年。

でも色々と新しいものが見えたので、
この先どうなっていくかが楽しみだ。

「稼げないからやめるわ」という人がいたら、勿体ないなと思う。

ブログの目的って、稼ぐことそのものじゃない・・
というのは、甘ったれた考えなのだろうか。
キレイごとなのだろうか。

例えブログで稼ぐことはオワコンになっても、
ブログを書くことで得られるものは確実に自分の中に残る。

半年続けてきてそう思えたので、継続していきたい。

・・・

なんていって、

半年後「ブログやめたわ!」とか叫んでたりして。

2019年12月15日追記。衝撃の最新ステータスはこちら!

引き続きマイペースにやるので、
Twitterともども、よろしくお願いします。

ABOUT ME
しいらけい
パラキャリ志向で戦略的社畜。YouTubeでアニメ「ローガイ博士の社会学」を立ち上げました。一流企業に潜伏して、天才と呼ばれる人材を観察してます。