こんにちは、コンパイダーです。これは、Googleアップデートを喰らって
アクセス爆減の状況を共有する記事です。
僕は、「恐怖の大王」ことGoogleアップデートの脅威を今まで信じていなかった。
検索のアルゴリズムが大幅に変わって、上位表示されていた記事の
順位が下落する・・なんて。
L’an mil neuf cens nonante neuf sept mois,
Du ciel viendra un grand Roi deffraieur,
Resusciter le grand Roi d’Angolmois,
Avant apres, Mars regner par bon heur.
一九九九年、七の月
ノストラダムスの大予言より
空から恐怖の大王が降ってくるだろう
アンゴルモワの大王を復活させるために
その前後の期間、マルスは幸福の名のもとに支配するだろう。
それは、ブロガー達が悲鳴を上げていた大型アップデート、
2019年の3月と5月に来た「大王」の餌食にはならなかったからだ。
2019年2~5月のアクセス状況
まず下の図を見て欲しい。
実数を出すのはイケないよ、と偉い人に教わったので、
雰囲気のみどうぞ。
曲線が描く通り、2019年2月にブログをはじめてからアクセスは右肩上がりである。
まだド弱小なことには変わりないのだが、
「最初の半年はほぼ誰にも見られないだろう」という見積もりに反して、
運営4か月、50記事前後の雑記ブログが、1日何百PVと人を集めていった。
界隈はアプデだ地獄だと騒いでいたが、どこ吹く風だったのを覚えている。
2019年6月のアクセス状況
5月を超えるとアクセスは更に上がった。
下記のような感じである。
僕はまるでドライバーズハイのようになった。
イケるぞ!Coolだ!
Googleアナリティクスの数字を見るたびに気分が良くなっていた。
「まだだ!まだイケる!」
この頃は、ゴキゲンなブログ運営がいつまでも続くと信じていた。
そして、異変が
6月4日を超えたあたりで兆候が出た。
なんだか、1日あたりのアクセスが減っている気がする。
少しずつ、少しずつ・・。
だが、僕はその微減を鼻で笑っていた。
「なに、ちょっと疲れているだけだ」
「大丈夫、大丈夫だって。ちょっと散歩でもしてくるよ」
海外ドラマで一番最初に死ぬヤツが言いそうな
セリフとともに、慢心を決め込んでいた。
6月10日を過ぎると、真顔になり始めた。
もう何日も連続でアクセスが下がっている。
このころになると、1日あたりのPVは月初の半分ほどになっていた。
確かに6月初頭が出来過ぎだったとしても、そろそろ止まってもいいのではないか?
慢心を解いた僕は、ここでようやく主力記事の掲載順位をチェックしてみた。
下がっている。
1ページ目に載るような記事だと、
ひとつ順位が下がるだけでもかなりのダメージを受ける。
「なんだってんだ・・クソ、離せ、離せよ!」
だが、ここへきても僕は「魔物に足を引っ張られた」
程度にしかコトの大きさを捉えていなかった。
「ちょっと主力記事がアルゴとジャズれなくて、
ダウナーかましちゃったのかな?」と。
6月19日、大王に気付く。
凄まじい勢いで1日あたりのアクセスは下がっていた。
今までは、寝て朝起きたら超えているようなPV数に、
午後まで到達しないような状況だ。
なんというタージマハル。
顔を青くして僕はサーチコンソールを開き、各記事の掲載順位が
ことごとく下がったことを確認して悲鳴を上げた。
全ての行動が遅い。
だが、どうしようもない。
もうアルゴとジャズれなかったとか言ってる場合じゃない。
ワードをいくつかGoogleの検索画面に打ち込み、僕の記事を探した。
そこで僕がみたものは・・。
見るも無残な姿で2ページ目以下に追いやられた、主力記事たちの姿であった。
1ページ目の上位、今まで僕の可愛い記事たちが座っていた場所は、
代わりに企業の公式サイトや、運営期間の長い特化サイトが座っているではないか。
僕はかつての主力記事たちを「遺体」と名付けて、泣いた。
大王だ。
恐怖の大王がやりやがった・・。
ここまでくると、Googleアップデートを認めざるを得なかった。。
それでもブログ放置しない理由
はじめはどこ吹く風のように感じたGoogleアプデ。
だが、直撃して初めてわかったが、こんなにメンタルにクるとは。
少しずつ積み上げて、少しずつ順位をあげて、リライトして、
そうやって育てていった記事がアルゴリズムの変更一発で暴落するんだからね。
まあ、それでも僕はブログを書くけど。
フツーに書くけど。悲しさのあまりにYouTubeチャンネル開設して、
「Googleアプデの悲劇」についての動画まで作っちゃったけど。
※こんなの。
それでもなお、ブログを「引退」しない理由はいくつかある。
アプデがこの先何回もあるだろうから
Googleアップデートは今回が初めてではない。
調べたところ、去年からでも下記のタイミングで
大きなアルゴリズム変動が行われているよう。
- 2018年5月
- 2018年12月
- 2019年3月
- 2019年5月
- 2019年6月
いやもう知らないよ。
これらの変動の中で、都度ハネる記事もあれば消える記事もある。
それらをイチイチ気にすることもできないし、
「すこしでも良い記事を書くこと」以外の対策があるとは思えないから。
テクニック論はいろいろあれど、アプデそのものは食い止められないのだから。
一回サイコロで「1」の目が出たからって、次は6が出るかも知れないしね。
ここらへんの気楽さは、僕が趣味ブロガーだからなのかも
知れないけど。専業だったら「6の目が出るまで悠長に構えてらんねーよ」という話だし。
ただまあ、「PVは半ば水物」くらいのスタンスは常に持つべきだとは思う。
50%は、ギャンブル。
残りの50%の部分を、記事数を重ねてアプデ後のPV母数を少しでも確保できるようにしたり、
記事の質を上げてリピーターを増やすことで、底上げしていく。
その50%を超えて期待をしてしまうのは、自分の「読み」の責任。
弱小ブロガーのうちにこの目線を持てて良かったと思っている。
ブログを書くメリットは複数あるから
集客と、その先の短期収益以外にもブログを書いていく
メリットは沢山ある。
ライティングスキルの向上とか、思考のを構造化がスムーズになることとか。
記事を読んだ人に、少しでも名前を憶えて貰えることとか。
そういう意味で、目には見えない資産を積み増ししている、
という意識はある。
短期マネタイズの手法としては、かならずしも安定しないことは
分かりつつ、「じゃあ収益が全てなの?」と言われると僕はNOである。
この先もずっと必要になる「収益以外の資産」も積み増して
いきたいからこそ、ブログを続けていく。
そこらへんの「得られるもの」についての
具体的な話は、この記事で書いたのでぜひ読んでみて欲しい。
まとめ
色々書いてきたが、僕はやっぱり書くことが好きだ。
それがベースとしてあるのを再確認できた。
コレを書いている今現在も、スゴイ勢いでアクセス落ちているけどね。
今回のGoogleアプデで頭にきている部分もあるけど、
それが「質の高い記事を上にあげるため」だとすると、
それは自分の実力不足だから仕方ない。
ただ、もしも、もしもだ。
ブラックボックスとされるアルゴリズムが、
無邪気に企業サイト・大手サイトのドメインパワーを
一律アップして優遇する・・・というものだったら。
ユーザーファーストが聞いて呆れるなと。
企業哲学としてそんな醜いことはしない、、と、
「質の高い記事」の定義は日々考え尽くされていると、
それだけは信じてこの記事を締めたい。
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