仕事

【就活が面倒でやる気ない方へ】就活で得るメリットは一生モノだという話


この記事は、就活をやりきることの意義について書いている。

「就活のやり方がわからない」「なんか怖い。むしろエグイ」
「エグイから適当にやる」「やらない」

って言って足踏みしている当初の僕みたいな人たち、

この記事をまずは読んでみて欲しい。

自分がちゃんとこれを頭に入れた上で社会人を迎えていたら、
また違う人生だったのかな‥と思うことを、
今の目線で書いてみた。

一人でも多くの人の考えを、変えることが出来たらうれしい。

勘違いしてほしくないこと

誤解と変なプレッシャーを生まないように、先に言っておくと、
「人気企業に内定もらうこと=一生モノ」ではない

大手に入ったのにボロボロになって辞めていく人も、
転職しまくって仕事をバリバリ回している人もたくさん見て来たので
「大手に入ることの意義」などを述べるつもりはない。

そしてもちろん、「いい会社に入らなくても人生楽しいよ!」
なんて一般論を書き連ねるつもりも、ない。

社会人にそんなキレイごと言われても、腹立つだけだろう。

一生モノの正体

ここで結論だが、「就活で得られる一生モノのスキル」って

「自己分析のスキル」

だと思っている。


就活をやりきるメリットって、ズバリこれ。

「自分の戦い方が見えてくる」こと。

つまるところ就活でやってることって

・自分という人間はどんな特徴があって
・その中でもどこが強みで
・どんな理想を持っていて
・どこでどんな働き方をしたいか?

っていう「自分を分析して企業に売り込むこと」なのだが、
その分析が出来ているか?分析する習慣があるか?で

今後のキャリアが変わってくる。

このことを甘く考えていたのが、僕の現在の後悔の一つである・・。

就活を始めた当初の僕は、

「大手がだめなら、まずは実力がつくベンチャーにいく」
「そのあと実績を積んで、最終的にいきたいところに転職する」

「とはいえ第一志望に入りてえ!」

という「負けても中長期的に勝つ!(けど負けない!)」
スタンスで臨んでいた。

その考え自体はアリだと思っているが、残念ながら当時の僕は
「自己分析が今後ずっとついて回る」ことを知らなかった。

だから、半ば就活のためだけのヤッツケ分析をしてしまい、
なのに運良くなのか悪くなのか、志望していた会社にねじ込んでしまった・・

その先で当然、この記事に書いたような地獄
ちゃんと味わう訳だが、

就活生の時にもっと自分を掘り下げればよかった、認めれば良かった。

そしてそのための方法を知りたかったと、今でも思っている。

自分を知ることの強み

自分を知っているとどうなるか?
ちゃんと自分を俯瞰できている人は、どのようになるのか??

・・とにかく充実しているのだ。仕事が。その先のキャリアが。

自分の武器、戦い方、価値観をちゃんとわかってるから、
スキルアップが早い早い。

「社会人」という初めての状況に、最初は皆パニックに
なるのだけど、

根本の「俺はこういうスタイルが得意!」をわかってるから、
中長期的にスゴイ差がついていく。


当時は「なんであの人はこんなに伸びていくんだろう?」「頭がいいのかな?」
なんてことをマヌケにも思っていたが、「自分をワカッテル人たち」
振り返るとこんな感じであった。

■新卒のころ

キャリアも何もなく、目の前の仕事をこなし続けることが大多数なので、いきなり大きな
差はつかない。ただし・・

・基礎を掘り下げながら理解し、じっくりと自分のものにする

・社内外にコミュニケーションのパイプを作りつつ、できる人からスキルを盗んでいく

・小さくても新しいことをアレコレ色々試して、実践し知見をためていく

・量をまずはひたすらかけて、場数を踏んでいく

それぞれのやり方で、少しずつ少しずつ前に出てくるのだ、「彼ら」は。

アプローチは人によるのだが、

自分の勝ちパターンをわかっていて、過去の自分の成功パターンと
目の前の仕事とをリンクさせて来るのだ。

無意識にやっている部分もあるのだろうが、、、ハマった時の彼らはコワい。

■中堅以降

そのあと彼らはどうなっていくのか?

・特性があって深堀すべき領域を知っているから、周囲と差別化できてくる

・合わない仕事や部署に無駄にとどまることをしない。

・どうしても会社が合わなかったらさっと転職していく

・転職先で大きくスキルアップしながら、次のビジョンを描いている

・なんなら独立してる

すべて実話、今も付き合いがある知人たち。

これらって全部「自分という商品の特徴と使い方」がわかってるから出来る
ステップアップなのである。

ちゃんと自分が何をすべきかの分解ができているので、
二段飛ばし三段飛ばしとかしてくる。

そうなってくると、「新卒の時にどこに就職したか」
優劣なんて誤差みたいなものになってしまう。

この段階になると、「大手社員だぜ俺!」なんて鼻にかけ続けている人は
もはや天狗かピエロにしか見えなくなってくる。
鼻だけに

まとめ

希望の企業に入社するための手段としてはもちろん、
社会人になってから充実した働き方をするためにも

自己分析は本当に大事。正しくできている人は強い。

そして就活を「ちゃんと」やり切った人は、
この「自己分析」をするベースが自然に出来ている。

「就活くだらないわ」って思うのもわかる。
くだらない部分が多々あるのも否定できない。

でも自己分析をはじめとして、考え続けるべき大切な要素も混じっているので、
それを抜き出してこのブログで伝えていけたら幸いだ。

そのために、根本の考え方から就活テクニックの話まで
多々書いている。

ぜひ参考にしてほしい。

▼社会人になっても使う、自己分析の具体的なステップ

昔の自分に読ませたかった自己分析の方法①-価値観編|いつでも低速PDCA

▼ガクチカと自己PRの書き分け方

ガクチカと自己PRの違いを見失ったらサクッと読む話|いつでも低速PDCA

▼ライバルと差別化するテクニック

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▼OB訪問の効果的な方法

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少しでも見て下さった方の助けになれたら、、と思う。

それでは、引き続きよろしくお願いします。

ABOUT ME
しいらけい
パラキャリ志向で戦略的社畜。YouTubeでアニメ「ローガイ博士の社会学」を立ち上げました。一流企業に潜伏して、天才と呼ばれる人材を観察してます。