仕事

Googleが求める人材を、採用要件から丸裸にしていく

これはGoogleが求める人材についてまとめた記事です。

今や、子供たちがなりたい職業の一位はYouTuber。

彼らはヒカキンを見て、はじめしゃちょーを見て、丸の内OLレイナを見て育った。
スマホの浸透が子供たちの夢を、スポーツ選手からYouTuberに変えた。

情報の普及とは恐ろしいものである。

しかし情報感度がそのまま高まり続けると、少年たちはやがて気付くだろう。

YouTuberはリスクだと。
平均生活水準ギリギリのレベルも含めて、食べていけるようになるのは
全体のわずか3パーセント。

ネットの情報を読み漁るようになった彼らは、ほどなく思うはずだ。

投稿者よりもプラットフォーム側がオイシいんじゃないの?」と。

するとどうなるか。
そう遠くないうちに、小学生の卒業文集では「Googleに入る」という
夢が並ぶことになるだろう。

あの化け物企業Googleに。

年間応募者数は200万人以上、採用倍率はハーバードの25倍だという。

年間200万人以上。名古屋市民の数と同じくらいか。

でも大丈夫。今から努力すればきっと入れる。

ということで、未来のキッズたちのために、今回は世界的企業Googleが
どんな人材を求めるのかをまとめることにする。

Googleが求める4大要素

まず、採用には大きく4つの要件があるといわれている。
ここを抑えるのはマスト中のマストなので、一つ一つキチンとみていこう。

●グーグリネス

早速出た、それっぽいやつである。

グーグリネスとは、「WEB社会をリードする社の気質を表したコトバ」である。
組織としてのGoogleの特異性を述べたものだろう。

一発目から印象が強いが、この言葉については特に決まった意味はないという。
ここではとりあえず、「型にはまらず創造的な仕事を楽しむ風土」とでもまとめておく。

「悪い意味での普通の人」も「悪い意味でぶっ飛んだ人」も求められてはいないのだ。

General Cognitive Ability (GCA)

根本的な問題解決力のこと。

IQの高低ではなく、学習能力や処理能力であり、情報のパーツをまとめる能力のこと。

大学時代のGPAでは測れない指標ということで、どちらかといえば思考のOS寄りの部分だろうか。
「Googleの採用試験」でイメージする、難問の数々はこれらを推し量るためのものだと考えられる。

因みにだが、現在のGoogle公式採用ページにはこんなことが書かれている。


Google の面接では今でも創造力を試す超難問が出題されていますか?


―いいえ。そうした超難問を面接に取り入れても優秀な候補者の判定にはつながらないことがわかったため、現在は出題しておりません。代わりにサンプルテストを実施し、構造化面接法に基づいた質問を行っています。


https://careers.google.com/intl/ja_jp/how-we-hire/#does-google-still-ask-brainteasers-in-job-interviews

安心したいところだが、

「代わりにサンプルテストを実施し、構造化面接法に基づいた質問を行う」とのコトバが。

結局、形を変えた「超難問」の香りがするのは僕だけだろうか。

●リーダーシップ

ムズカシイ課題に直面した時にどうやって臨機応変に対応するか、チームと連携していくか。

ただ、必ずしも声の大きな人材、社交性ある人材が求められている訳ではないのがポイント。

チーム全体が窮地に陥った時に、「バトンを他の人に任せる」ことも含めて、
総合力でチームの最善に進んでいける人材こそがGoogleのいうリーダーシップ。
これを「創発型リーダーシップ」という。

つまりチームを導くための能力としての意味合いであって、「目立て」ということではない。

なお、名目上のリーダーでなくとも、チームの成果を中心で
担えるケースもこれに該当するのだそう。

●専門性

これについては、「そりゃ必要だろうな」という感じ。

無論エンジニアは「神の手」を求められるのだろう。

ただ意外なことに、 Google人事管理部のラズロ・ボック氏がNew York Timesの
インタビューで 語るには、「主要要件の中では最も必要性の低い要素」だそうだ。

一つのことに特化した人よりは、汎用的スキルを高いレベルで身に着けた人の方が
「誰も思いつかなかった新しい答え」を見つけるから、というのがその理由だ。

その他の要件

ここまで読んできて如何だっただろうか。

「流石天下のグーグルさん・・」と思ってしまっただろうか。
「結局カリスマエリートの温床じゃないか」と思ってしまっただろうか。

でも大丈夫。
4つ以外にも「大切な素養」が挙げられているので、拾い上げてきた。

●人生で苦労をした経験がある人

Google社で人材開発を行っていた ピョートル・フェリークス・グジバチ氏らが
行っていた研究によると、成果が出るかどうかの差にある要因があったという。

それが、「人生で苦労を乗り越えた経験があるか」。

乗り越えた人間は、困難に向き合い、打ち勝つことを知っている。
その原体験・経験値の差が仕事の差にもなる、ということだろう。

一気にハートフルな要件が入ってきた。

「主要な4要件」に当てはまる人材かどうかはさて置き、
乗り越えた苦労なら僕だって自信がある。

いくら詰められようと無茶な仕事を振られようと、クマムシのような蘇生力で
その都度立ち上がってきた。

そんな逆境が、仕事の成果に還元される。なんとも夢のある示唆をGoogleは出してくれている。

●自分が頭が良いと過信していない人

「頭が良いと過信していない人」は使いやすいのだという。

ピンときたが、これについては僕のことだ。

ちゃんと頭の悪さを自覚し、悩んでいる。
こう言っては何だが、仕事の覚えが悪い方だという自信すらある。

うっすらと、Googleから求められているのかも知れないという気持ちになってきた。

●永遠に完成しない人材

別名ラーニングアニマル。サクラダファミリアのような人材。

申し訳ないが、これも僕のことだ。

「お前は基礎がなっていない」という言葉を言われ続けて今日まで来た。
基礎が出来ていない、ということは永遠に完成しないということだ。

ここらへんまでくると、流石に察する。

僕は求められている。

そこまで向こうが言うのであれば、Googleに協力してもいい。
この背中を子供たちに見せることで、夢を与えられるのなら。

課題解決力や思考能力といった脳のOSの優秀さが大切なのは認めよう。
それは先に挙げた「4大要件」からも知れるというもの。

ただし、必ずしも住んでいる世界が違うようなエリートだけが
求められているわけではなかった。

今日明日と自分を磨いていくことでGoogleに必要とされる人材になるのだ。
僕のような男でも道は拓ける。

なお、最後にこんな要素も必要とされていることが判明した。

●スマート・クリエイティブ

下記のような素養を持っていること。

  • 実行力があり、企画だけでなくプロトタイプも作れる
  • 高度な商売道具の専門知識を持っていて、経験値が高い
  • 業界問わず、誰よりもユーザー目線でいる
  • 本当の意味で斬新なアイデアがあふれ出る
  • 決して現状に満足せず常に問題を見つけて解決しようとする
  • たとえ失敗しても絶対に立ち直り、次はできると考える
  • 自発的で、主体性に基づいて行動する
  • 誰が出したアイデアかではなく、その内容によって物事を判断する
  • 集中力を切らさず、どんな細かいことも覚えている
  • 話が面白く、センスもあってカリスマ

エリック・シュミット著作 How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) より

……。

オッケー、グーグル。やっぱユーチューバーになる。

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しいらけい
超一流企業勤務。人としては二流。【就活×競技】【ビジネス情報×遊び心】がテーマ。就活生には戦い方を、社会人には暇つぶしを。 とりあえずオススメ記事を見てみて下さい。