こんにちは、しいらけいです。
今回は、靴擦れと戦うオシャレさんへの、オススメの革靴の話です。
この靴、オシャレ!・・イイ!!
海外の洗練されたデザインに目を引かれ、
心を躍らせながら試し履きしてみる。
鏡に映るピカピカの靴が、なんとも映える。
イケてる!
そう思いながら、店を歩いてみるとあることに気付く。
『アッ!
くるぶしが、、えぐられる!!』
あの何とも言えない嫌な感じ。
靴の入り口に、くるぶしが乗っかっているあの感じ。
靴擦れの恐怖を前に、そっと履いていた靴を戻し、
「やっぱりこれダメか・・」
せつなく呟いてお店を後にする。
僕は過去、解決策を見つけるまで何回もコレを繰り返した。
スゴスゴとお店を後にする虚しさ。
・・あんな思いはもう誰にもしてほしく無いのだ。
という事で、この記事は
「海外のお洒落な靴を履きたいが、自分の足に合わないとあきらめている」
人に向けて書いた。
どうしてくるぶしが痛いのか
そもそも、なぜあなたのくるぶしが痛むのか?
これには大きく分けて「足の問題」と「製法の問題」の
二種類があると思う。
あ、当然「サイズが合ってない」みたいな話はあるのだが、
前提として「サイズをいくら調整してもなぜか痛い」というケースについて話したい。
足の問題
まず、いかんともし難いのが「足のつくり」の問題。
くるぶし周辺、足の甲と足首との合流地点あたりがキュッと締まっていて
細くなっている人は要注意だ。
下の図の、マルで囲っているあたり。
僕の足はここや足首が締まっていて、更にくるぶしが骨ばって出ているのだ。
今まではシュッとしてる感じが気に入っていたのだが、
ショップのおじさまに
「アッヒャッヒャ!これはくるぶしが擦れやすい足ですな!」
と言われて絶望した。
幅広で肉付きイイ足よりも、スキマができやすく、そのくせくるぶしだけは
せり出ているので、とても擦れやすいのだそう。
心当たりがある人は、残念ながら比較的スレやすいくるぶしの
持ち主だと思う・・。
製法の問題
もう一つは、製法の問題。
靴の製法にも色々あるのだが、経験上、僕のようなタイプが
足を痛めるのは「グッドイヤーウェルト製法」のものが多いように思う。
それ、なんぞやと。
高級紳士靴によく使われている方法で、「高級靴の標準装備」とすら
言われる製法のコト。
https://antennamag.com/five-of-the-best-instagram-feeds-for-mens-shoes/
綺麗だよねー。
複雑に縫い合わせられ、長く使えるし耐水性もイケてるしで、
いわばハイソな作り方をされたおクツなのだが、
まぁコレが痛いのなんの。
確かに丈夫なんだけど、履きはじめ一か月なんかは
相当固いので、ヘタするとくるぶしにノコギリ引かれているような気持になる。
ゴリゴリガリガリゴリッ!てね。
「丈夫だけど重くて固いな」と思ったら、
店員さんに製法聞いてみるといいと思う。
ゆっくり時間をかけて慣らしていくつもりの人はイイと思うけど、
僕にとっては履きならしが痛すぎてハードルが高かった。
そんな時のボロネーゼ製法
そんな時に出会ったのが、「ボロネーゼ製法」で作り上げられたクツだった。
あるとき、お店の小粋なおじ様に「靴は好きだが履きならしが痛い」
「くるぶしがえぐられる痛みは拷問のごとく」だと相談したら
「それならボロネーゼの奴がイイんじゃない?」という答えを貰ったのである。
ボロネーゼのやつ?
ボロネーゼってあの・・?
恥ずかしながら知らなかったが、 イタリア・ボローニャ発のクツの製法で、
「 甲革を袋状にして包み込むような履き心地を実現したモノ 」だ。
ボロネーゼ製法とはマッケイ製法を発展させた製法で、ライニング(内張り)とインソール(靴の中敷き)を一体のように縫い合わせる。半中底を使用しており、柔軟性に富み、足当りが柔らかく、履き心地が良いことが特徴。
https://www.fashion-press.net/brands/423
こんなの。
https://www.imn.jp/post/108057198060
説明だけだと分かったような、ようわからんような、、なので
試しに履いてみることにした。
おじさまが持ってきた「ボロネーゼ製法」なるもので
作り上げられたクツに足を入れてみると・・・?
と、とろける。
足を包む靴が、とろけて一つになる・・!
そこにあったのは、かかとの違和感でもなく、クルブシのゴリゴリ感でもなく、
優しさであった。
この履き心地、即購入である。
そこで僕は痛感し、この記事にした。
もう少し早くボロネーゼと出会っていればと。
固い靴でくるぶしが痛む・・そんな人は、是非とも
ボロネーゼ製法の靴を試してみて欲しい。
ボロネーゼ製法のオススメブランド
ボロネーゼ製法の靴でオススメのブランドは・・?
なんといってもアテストーニ。
イタリア靴でも有名なブランドなので聞いた事があると思う。
「ボロネーゼ製法」を生み出した紳士靴ブランドで、
「イタリア靴デザインの象徴」ともいわれるその高いデザイン性に
あこがれるメンズも多いのでは!?
美しい・・・。
美しさの中にも優しさがある感じ。
繰り返すが、
「カッコいい靴が履きたいけどくるぶし痛い」
そんな方こそ、是非試してほしい!
このブログでは他にも、イケてるビジネスマンに向けて
役立つ記事を多数書いているので、良ければこんなのもどうぞ。
それでは、引き続きよろしくお願いします。