こんにちは、コンパイダーです。
今回のテーマは「AKY」=あえて空気読まない、ことの大切さです。
空気なるものに悩んでいる人向けの記事です。
大きな組織ほど、「空気」による圧力も大きくなりやすい。
「自分としては本意じゃないんだけど、空気的にやらなきゃな・・」
「こうしたいんだけど、空気的に・・」
といったカンジで、冷や汗をかいたことがある人も
多いのではないだろうか。
空気。空気。空気。
何をするにも、組織にいる以上は空気を読むことを求められる。
そして、その読みを外すと、物凄く白い目で見られる(ような気がする)。
サラリーマンであれば、殆どの人がこうした状況を経験しつつも、
だって仕方がないだろ、と割り切っているのではないか。
僕だってそうだった。
ずっと周囲の空気を読もうと頑張ってきた。
でも、
ある時に気付いてしまったんだ。
「部分的に無敵の人」がたぶん現代社会最強の人種。
ネーミングがアレなのでいらぬ誤解を与えそうだが、
これ、ガチガチの褒めことばだ。
ここからは、「部分的に無敵の人」について説明した後、
そこに近づくにはどうすればいいかを考えていきたい。
「空気を読むの苦手」「そんな重要なのかな」と、
そうやって悩む人にこそこの記事は読んで欲しい。
あえて空気を読まない、「部分的に無敵の人」
ある時一緒の部署だった人の中に、こんな先輩がいた。
「え?なんでそれやらないといけないんすか?」
「絶対いやです。てか、意味不明です」
こんなことを、
フツーにお偉いさんに言っちゃう人。
殆どの人が、「ちょっと割に合わないけど、仕方ないか・・」と
承諾してしまうような温度感の仕事でも、
なんのためらいもなく断る人。トゲのある言葉で。
しかも、「私定時で帰ります」を地で行く、スマートなまでにすぐ帰るタイプ。
さらに、たとえば会議中に、誰かが少しフワっとした発言をすると、
「え?それ何言ってんのかわかんねーんだけど」とバッチリ刺すタイプ。
これだけ読むと、「そんなのは『ヤバい人』扱いされて飛ばされて終わる」と思うだろうか?
僕だって事実だけ聞いたらそう思う。
でも、その先輩はちやほやされていた。
人望がちゃんとあった。
はじめはそれが不思議で、「どうしてなんだ?」と思って観察しているうちに、
ある仮説を立てた。
「この人は、コミットするポイントをメチャクチャ上手く見極めている」。
そう、立ち回りが異常に上手いのだ。
普段は、ストイックさも見せないし、雑用振られたときは例え
チームがいっぱいいっぱいだとしても断れるようなタイプ。
「七つの会議」の八角さん(わかる?)が攻撃的になったようなカンジ。
養分ポジションの社畜体質とは違う世界にいる人。
なんだけど、
本当にヤバい時、後輩が困っている時はちゃんと見極めて助け舟を出している。
さらに、誰かが上にガツンと言わないといけないときは、率先して噛みつく。
そういった様子をみて、少し考えが変わった。
この人は空気を読むのが上手いというより、
逆に空気を無視することにかけて天才的なのだ。
その人は多分、気まずいとか、生意気とか、ホスピタリティ無いヤツだとか・・
そういった「空気感」が微塵も怖く無いんだと思う。
100%全ての空気を無視している訳ではなく、タイミングはちゃんと
見極めているんだけど。そこがズルい。
いわゆる「1円の価値にもならない空気感」によって左右されることを、
ためらいなく「非効率」と切り捨てられるタイプ。
コレに気付いた時、スゲエと思ったね。
「部分的に無敵の人じゃん」と。
インフルエンサーでいうとやまもとりゅうけん氏みたいなイメージ。
1+1は誰が答えても2であるように、思考の先に行き着くところはみんな同じです。「あの人も言ってた」というのしか言うことなくなります。じゃあ、何をもって見てもらう理由を作るかというと、キャラと見た目とポジショニングでしかないです。
— やまもとりゅうけん/妻の養分😇 (@ryukke) July 17, 2019
「本当にそんなに稼いでるはすがない」と言われるのは、自分が他者の想像を超える結果を示せたということなので、まあまあ喜ばしいことではあるけど、たった数百万円程度で理解の範疇を超えるなんて、途方もなく視座の低いやつらだなと思う。
— やまもとりゅうけん/妻の養分😇 (@ryukke) July 28, 2019
こういう人は、肩書を抜いた、それこそ「空気感」がつくる
職場カーストで確実に上位に入るはず。
「部分的に無敵」を目指すか?
この「意図的に空気を無視する」力って本当に強くて、
非効率なことはしない➡本質的なことにコミットできる➡
仕事のスキルは効率よく身につく➡周囲から更に一目置かれる
➡さらにモノを申しやすくなる・・・
と、反則的な循環に入るんだよね・・。
反面、変に空気を読んでムダ仕事引き受けちゃう人が
ドンドン割に合わなくなってくるという。
「非効率な空気感」という、普通は無視したくても出来ないものを
バッサリ切ることの強さが、分かって貰えただろうか。
じゃあ、このポジションを目指すのがいいじゃん!
と、そう思うでしょ?
そうなんだけど、このポジションは多分、「空気を読まない」
ファーストじゃないと思う。
まずひたすら脳みそに汗かきまくって、レベルアップして、
そのベースを引っ提げて言いたいことを言う。そんなスタイル。
地力が伴ってないと、「部分的に無敵の人」というよりも
ただのワガママちゃんになってしまうだろう。
実力のない人がスタンスだけマネできるものでもなく、
何かしら人から一目置かれる要素(本気出したらちゃんとスゴいとか)を
持ってないと、潰されるか無視される危険性もある。
ある種ゴリゴリのいばらの道だが、それでも目指したいという方は
是非「部分的に無敵の人」でおいしいポジションを狙ってみては。
彼らは伸び伸びとしてクソ楽しそうなのは、間違いない。
まとめ
「空気読まない」は、実力さえ伴えば逆にウリになる可能性も高い。
誰かが言わなきゃいけないことをズバッと言ってくれる。
自己主張できるから、注目されやすい。
重要な仕事も抱えやすい。
自分が「空気感」が苦手だということであれば、陰キャラの方へ引きこもるのではなく、
チャッチャと実力付けて開き直るのがベストだと僕は思う。
じゃあその実力って何?という疑問に思う人もいるかも知れない。
職場の専門知識の深さとか、そこには色々な定義があると思うが、
誰でも目指せる方法としてはパラレルキャリアを歩んで、
スキルを掛け合わせていくことを推奨したい。
独自のポジションをつくって、貢献の仕方さえ見つければ、
自分の希少価値はアップする。
カンタンにいってしまったけど、イメージつきにくいと思うので、
その点については下記二つの記事をぜひ。
今回はここまで。
YouTubeともども、引き続きよろしくお願いします。