仕事

【危険!】社畜になりやすい人の特徴5選/複数当てはまったら本当に残念・・

こんにちは、しいらけいです。
今回は「社畜の適性がある人」についての残酷な話です。

僕は社会人になってから、色々なリーマンを観察してきた。

「幸せに働く」とはなんだ?

・・それが僕にとって、もっとも興味があることだから。

「あなたは、仕事が楽しいですか?」

「働いていますか、働かされていますか?」

そんなことを心の中で思いながら、ずっと観察してきた。

生活の軸になる仕事が楽しければ、人生も勝手に充実してくるだろう。

そう思っているからこそ、

大企業の中で色々な人の働き方を見てきた。

そうして観察を重ねてきて、「この人は・・社畜に向いているのでは?」
と思う人の特徴がよくわかったので、まとめていきたい。

一つだけならまだしも、あてはまる項目が多いほど要注意かも。

あくまで個人の意見ですが

ここでいう「社畜とは」

特徴をつらつら書いていく前に、

ここでいう「社畜」ってどういうこと?って話を整理したい。

書いててわかったけど、概念で考えちゃってるから
意外と定義づけがむずかしいんだよね、社畜。

とりあえず、この記事においては

「受動的に仕事に追われていて、充実感なく会社に通い続けているマシン状態」

かつ

「キャリアアップしたいと思っても、簡単に行動を起こせない塩漬け状態」

かつ

「労働量と対価が見合っていないカモられ状態」

とでも言っておこうかな。

その言い方・・・。

要するに残念な働き方だと思って貰えればいい。

表現が残酷なのは、愛嬌という事で・・・

それではさっそく、社畜に向いている人の特徴をあげていく。

特徴①:そこそこ優秀なマルチプレイヤー

まず、コレ。

「まぁまぁ優秀」でかつ「マルチに仕事こなせる人」。

いきなり該当者が多そうな特徴だが、まあ聞いてほしい。

リーマンのレベルを、「超優秀・無能・中間」の3つに分けて説明していく。

突き抜けて優秀な人は・・・

まず、突き抜けて優秀な人というのは、その人しかできない仕事が
ゴロゴロあるから、独自のポジションを作りやすいのだ。

替えが効かないので、「イヤそれはやりません(今コレやってるから)」
仕事の取捨選択ができるというオイシサがある。

だって他人は、その人がやってる仕事がどれくらい時間かかるのかを
把握することすら難しいし。

だから、自分のペースで仕事が進められるし、

スキルはあるからその気になれば転職も苦じゃない。

このレイヤーの人は、むしろ「会社を使う」ケースが多い。

無能な人は・・・

逆に、無能な人はどうか。

無能な人は、開き直れればかなり強い。

会社のリソースを使って人にもたれかかるか、
窓際でテトリスやらマインスイーパーでもやってればいいのだから。

そこに「仕事に追われる忙しさ」はなく、
むしろ会社はベーシックインカム製造機と化す。

こういうのは、Twitterでも書いけど、ある種無敵の人。

まあ、ある意味潔い生き様。

そこそこ優秀な人は・・・

超優秀や無能といった極端なものを除いたのが中間層になるが、

この「中間層」上位である「そこそこ優秀層」はどうなるのか?

「誰でもできるが、クオリティは必要なんだよね」という数多の仕事を背負うことになる。

だいたい、リーマンの業務など、一部(上層部か超ハイスぺ)を
のぞけば誰にでもできるものばかりだ。

属人的に回っていたら、会社がつぶれるから。

そんな中で、「でも質は必要なのよ」なんてゼイタクを言われるものだから、
「まあまあ優秀な人」はアチラコチラで引っ張りだこになる。

「引き合いあるならええやん!」という考え方もあるかもしれないが、

同じレベルの仕事を並走させられたり、時間を切り売りする作業だったりと
抱え込む仕事が必ずしもチャレンジングではないのがポイント。

会社にとっては便利な人材だから、評価はされやすいけど、
もし金太郎アメみたいに「同じ品質で量をこなす」ことに終始していたらコワい。

そんな仕事の仕方を続けた先にあるのは、お察しの未来かもしれない。

勿論ちゃんとチャレンジをし続ける人もいるけどね。

さて、この特徴に当てはまる人も、そうじゃない人も、

ここから書いていく、他の特徴を読み終わったあとに
自分がどうなのかを考えてみて欲しい。

特徴②:シンデレラ思考

特徴②は、頑張ればいつか・・・の「シンデレラ思考」

勘違いを防ぐために先に言っておくと、
先を見据えて動く「投資思考」とは似て非なるもの。

投資思考はとても重要で、これを持っている人は、
バカみたいに成功すると思う。

詳しく見たい人はコチラを

だが、これらの投資思考は、「逆算ありき」のもの。

「今ここでこうすれば、この時はこうなるな」と、目的から逆算して
狙いをもって動くもの。

ただ単に「コレを続けていれば、いつか・・」と漠然と先のことを
考えて耐え忍ぶのは、エセなのだ。

この「いつか・・」は立派なように見えても、その実
今頭を絞ることから逃げているケースもあるので、

自分の思考のクセをよくよく考えておくべきだと思う。

モチロン、この「とりあえず思考を止めて」が必ずしも悪いことではない。

ちゃんと根性論の重要性は詳しく書いている。

根性論には付き合い方があります

「思考をとめて手を動かす」フェイズは何事にもあるけど、
それは「手を動かした先」を考えているからこそ。

あまり先のことに向き合いたくない時に「頑張ればいつか」という
便利な言葉に走りがちだが、


これは「苦労を重ねればいつか報われる」という「シンデレラ思考」
の裏返しかもしれない。

うーん、、、キケン。

特徴③:社内付き合いドップリ

3つ目はこれ。

社内付き合いをしまくっちゃうパターン。

単に社交的なケースもあるので、この要素だけではヤバいとも限らない。

ただ、政治も兼ねた社内づきあいをしていく中で・・

ドップリと会社の世界に浸かり、いつの間にか会社を
「俯瞰して見る」ことが出来なくなったら注意

会社は、労働の対価にお金を貰う場所。

そのうえで、仕事をスムーズに回すために人付き合いがある・・・

くらいのスタンスの方が、身動きがとりやすいのではと思う。

飲み会一つとっても、「上手な選び方」を見定めていくことで
そこらへんのバランス感が養われていく。

・・これだけ書くと超ドライなヤツみたいだな。

でも、このスタンスを取ったうえで、「それでも付き合っていきたい」と
思える人は出てくるので、そういう人を仕事抜きに大切にすればよい。

大切なポイントは、「会社」という世界に浸かりすぎず、
社外のつながりを大切にする・・ということにあるかも。

ちゃんと会社でも、恩師や友人もできますよ

特徴④:NOが言えないお人よし

特徴の4つ目はかなり危険。

イヤなことをイヤと言えないパターン。

よく言えばお人よし、悪くいえば気が弱いか自信がないか
優柔不断な人に見られる。

一番仕事がひっ迫しやすいのは、

特徴①で書いた「まあまあ優秀なマルチプレイヤー」が「お人よし」
という気質を兼ね備えてしまったパターン。

はい。これ、超危険。

優秀で使い勝手がいいから仕事がバンバン降ってくるし、
NOが言えないから「やります!」と頑張っちゃう。

その実、サボったり甘えている誰かのフォローをやらされている
だけだったりするのに。

「今無理っす」「厳しいです」が言えるだけでもかなり改善すると
思うので、当てはまる人は下記記事を読んでほしい!

お人よし必見!!

自分を守るためにも、意思表示をするクセをつけないと、
塩漬けまっしぐらになってしまう。

特徴⑤:看板への安いプライド

最後はコレ。

もはや「その会社にいること」が自分のプライドになっているパターン。

もし、その会社内でバリバリ結果を出して貢献している上で、
プライドを持っているのであればカッコいい。

が。

特に努力もせず、貢献もせず、会社の未来を語るようなストーリーも
自分の中にないままに「○○の社員だから」とプライドを持ってしまうタイプ。

コレが一番危険かも。

なぜなら、その会社よりランクの高い企業にいる人や、
個人で結果を出しているフリーランスを前にしたら何も語れなくなるから。

「で、キミはなにがすごいの?」と言われたときに、

「○○で働いています」じゃ悲しすぎるだろう・・。

さらにいえば、この「会社の看板の効力」はこれから
ドンドン薄くなってくると思う。

この未来は、ちょっと周りの状況をみて考えればすぐわかると思う。

こちらを熟読推奨!!

まとめ

以上の5選。あなたはいくつ当てはまっただろうか。

まとめていて気付いたけど、コレ結構な日本人に当てはまりそうだ・・
根っからの国民的社畜気質を考えさせられるなあ。

まあ、国内の企業はおしなべて社会主義なので仕方がないかも知れない。

生産性あげても、利益をあげても評価も生活も大きく変わらず、みんな平等。

だったらそれっぽく忙しくしてそれっぽくポジションとって
なんとなく居座っておいた方が賢いのかもしれない。

そんな「戦略的社畜」も生き方としてはアリなのかもしれないが、
絶対にツマラナイ人生だと思うので僕はパスした。

もし、現状に不満を覚えながらもどうすればいいか
分からない場合は、他の会社に目を向けてもいいかもしれない。

面白そうな求人の例を含めて、転職サービスの賢い使い方を
まとめたので、危機感を感じている方はどうぞ。

求人眺めているだけでも気づきがあるかも

会社員をやりながらも、個人でスキルを切り開いていきたい人はコチラも。

それでは、YouTubeともども引き続きよろしくお願いします。

ABOUT ME
しいらけい
パラキャリ志向で戦略的社畜。YouTubeでアニメ「ローガイ博士の社会学」を立ち上げました。一流企業に潜伏して、天才と呼ばれる人材を観察してます。