こんにちは、コンパイダーです。
今回は、職場の人間タイプを把握して視座を高めようぜという記事です。
「職場のアイツには敵わない」
「職場のアイツとは話が合わない」
「周りとの連携がなんだか上手くいかない・・」
そんなコンプレックスや、モヤモヤ感に悩む人は
多いだろう。
そして、そのモヤモヤは、「他人=自分と異なるモノ」への
理解が浅いからこそ起きるものかもしれない。
だからこそ、そうした悩みは職場の人間のタイプを把握し、
その理解を深めることで、解決する可能性が高い。
その人間は天才なのか、秀才なのか、凡人なのか。
その人間は、何の価値観で動くタイプなのか。
また、併せて自分のタイプも知っておくことで、人間関係だけでなく
自分の戦い方が見えてくるということもあるだろう。
今回は、職場の人間関係の悩みを解決するキーになるかもしれない、
そして自分を飛躍させるかもしれない一冊を紹介したい。
それが「天才を殺す凡人」だ。
「天才を殺す凡人」概要
この本は、世の中にいる人間を「天才・秀才・凡人」に分けて、
それぞれがどういう特徴や思想を持つのか?を、ストーリー調で
解説する、一種の社会科学の本だ。
著者は北野唯我氏。
博報堂入社後、ボスコン、ワンキャリア等の経歴を持つ。
元はといえば、2018年に投稿された「凡人が、天才を殺すことがある理由
ーどう社会から「天才」を守るか」というコラムがバズッたのがこの本の起点である。
なんと30万PVに到達して、Facebookのシェアも2万4,000件に達したという。
そのモンスターコラムを、物語に落とし込んで分かりやすく解説した、、
といったものが本書だ。
- 「天才・秀才・凡人」各タイプの人間が、どう相関するか?
- 各タイプの人間が活躍できるパターンとは?
- 各タイプの人間が「殺し合う」パターンとは?
- イノベーションの仕組みとは?
- 頼るべき人間とは?
などなど、「天才・秀才・凡人」の3タイプ
(正確には、合計ハイブリッド型もいれた9タイプ)を
軸に、人間関係や職場での行動力学についての考察が盛り込まれている。
この本を読んで得られるメリット
冒頭に戻るが、この本を読むことである種の「悩み」に対する答えは出る。
何故アイツとは合わないのか?という疑問に対しては、
「そうか、そもそもタイプが違うし、視座や評価軸が違うのか・・」
という答えが出るし、
「自分の活かし方」が分からない人は( ゚д゚)ハッ!と気付かされることもある。
「うわ、違ったタイプの武器とポジションで勝負しようとしていた・・」と。
このように、職場の人間(自分含む)に対する洞察を得られることで、
「では自分はどのような活躍ができるのか?」
「このフェイズではどんなタイプに頼ればいいのか?」
等の動きに落とすことができる。
とにかく、本の中では本質的に人間を分解しているので、
職場理解が進むこと請け合いだ。
僕にも理解できないタイプの人間が職場にいるが、
この本を通じてなんとなく分かった気になった。
「そうか、あいつ可愛いヤツだったんだな」と。
また、自分が目指すべきタイプ、成長の方向性も
「明確な定義づけをもって」見えたように思う。
あとは、面白い変化として、映画やドラマなんかを観ていても、
「あー、コイツは多分『秀才と凡人のハイブリッド』だ」などと、
キャラクターのタイプを考察しながら、言動を追っていく楽しみ方が出来る。
仕事/プライベート問わず、かなり広いフィールドで、観察眼を使って楽しめるのである。
大げさに言うと「世の中を観るフィルターが少し変わる」感じだ。
巷の口コミは?
この記事だけでは本当にいいのか分からない!という方に向けて、
幾つかTwitter上の口コミも載せておく。
是非参考にしてほしい。
著者ご本人のTweetも。
左の図は、本書で紹介されている人物がプロットされていて分かりやすい。
まとめ
直近の悩みを解決したい人は勿論のこと、
働く人たちへの洞察を得られるので、早いうちに読んでおくべき。
ただ単に「読みやすくて面白いなー」だけでは終わらないこと
請け合いである。もう少し内容が知りたい!という方は、この作品をテーマに
YouTubeでアニメ動画を作ったので、そちらを見てほしい。
そう高くない価格で、今後長く使える洞察を得られるのは
どう考えても「買い」なので、自分への投資としても是非。
▼下記リンクを横スライドすれば概要の確認可能。
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